どくみがねむる輝石イーブイ【ピカブイ杯】
一昨日から3日間で開催されていたポケモンUSUMのインターネット大会「Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ」に参加しました。
この大会は「ピカチュウかイーブイどちらか1体のみを手持ちに入れて行う1on1」という特殊ルールで行われました。
そこでの使用個体について書きたいと思います。
ちなみに色々考えた割にレートはそんなに高くないです(小声)。
使用個体
ステータス
腕白 H100 A84 B236 D4 S84 @輝石
143-86-110-×-86-86
恩返し/身代わり/毒毒/眠る
調整先
B4振りピカチュウを恩返しで確1
陽気闘Zピカチュウの猫騙し+Zきあパンを確定耐え, H4n-1, B11n
残りS
解説
ピカチュウミラーはどうあがいても同速対決50%ゲーになってしまうので、イーブイを使うことにしました。(神速ピカチュウはミラーに強いけどそもそも持ってないので…)
Tier1を電気玉ピカチュウ、輝石イーブイ、イーブイZイーブイの3タイプと仮定し、このうち2タイプ以上に有利が付くポケモンを考えました。
その結果、辿り着いたのがイーブイミラーで上から身代わりを置けるイーブイでした。初手欠伸を狩って気持ちよくなりたいだけ。
ギリギリの火力・耐久ラインを確保して残りを全部Sに回す思い切った構成。
ピカチュウ対面では恩返しを押します。
意地闘Zでもない限りは急所以外で耐え、返しの恩返しで狩ります。
襷カウンター、耐久振り闘Z、耐久振り特殊電気玉以外には勝てます。(物理電気玉はボルテッカーの反動で死んでいきます)
イーブイミラーでは身代わりから入ります。
欠伸や毒毒から入ってきたら爆アド。毒毒を入れて恩返し。そこからはダメージを見て恩返しか身代わりを選びつつ、雪花ラインに入る前に眠る。これで大体の輝石イーブイを狩れると考えました。
眠る輝石イーブイミラーは考えたくないけど、相手が鈍い型でもない限り早押し対決になりそう。毎ターン技選択は即断するように意識します。
イーブイZイーブイにはどうやっても勝てないので諦めます。このルールは圧倒的不利マッチが必ず存在してしまうので割り切り。
この型の難点は、本来輝石イーブイが欠伸守るすれば勝てるはずのスカーフイーブイに対して勝てない点。
ASで捨て身してきた場合は、本体への捨て身の反動+身代わりへの捨て身の反動+恩返しで確定ですが、恩返しだったりA削って耐久に回してたりすると普通に負けます。
戦績
1日目は0-0でレート1500。
2日目は14-6で暫定レートは1606。
負けた相手は、
の6体。
ボルテッカーで麻痺らせてきてなおかつバグらせてきた犯罪者ピカチュウ絶対許さんからな。
輝石イーブイ戦は明確なプレミがあったので、それがなければ結果は変わってたかも。
3日目は5-5。雑魚。最終レートは1595+α。
負けは、
の5体。
持ち物不明イーブイの片方はハイボ持っててそりゃ勝てんわって感じ。
今日唯一負けた輝石イーブイには有効急所引かれたからしゃーないとこある。
総合戦績は19-11で勝率63%。
最高レートは1606か1595+αのどっちか。どっちにしろ1600乗ってすぐくらい。
初日はピカチュウが多かったらしいから初日も潜ってればもうちょい勝率良かったのかなと思います(負け惜しみ)。
感想
輝石イーブイに対して身代わりが決まった試合は大体勝てたので、当初の目的は達成したと言えるか。
ただ、イーブイZ、スカーフ、ハイボ持ち、初手殴りのイーブイには手も足も出ない構成であり、実際その辺が結構いて負けが込んでしまいました。
また、ピカチュウに対して負けない構成にしたけど、レートが上がるとメタゲーム的にピカチュウがいなくなっていったので、もうちょい薄く見て良かったかも。特に闘Zは1回しか当たらなかったし。
加えて、どくまも輝石イーブイや眠る輝石イーブイを意識した技構成だったのに、その辺ともほぼ当たらなかったので、やはり環境の読み違えが痛かったです。
でも、数年ぶりにまともにポケモンやった身としては、まぁ満足しても良いんじゃないかなと思ってます。
ただ、最強の型が多分存在しないので、どうあがいても勝率はマッチングに依存する部分が多くなってしまうという印象でした。
30戦しかない中でどれだけ有利対面と当たれるかのゲーム。
勝率8割の人と同じ型を使っても勝率6割とかになりうるゲーム。
まぁお祭り特殊ルールなんで競技性求めるのは野暮だし良いんですけどね。
お祭り大会だけあってまじで色んな型のピカブイと出会えてめちゃくちゃ楽しかったです。甘える輝石ピカチュウとかつぶらな瞳輝石イーブイとかまじかって感じ。
環境考察、調整の考案、実戦とどれもかなり楽しくできたので、またこういうお手軽特殊ルール大会があったら出てみたいと思いました。